岡山県が食中毒注意報を発令 手洗い徹底などを呼び掛け


  岡山県は23日、ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして、県内全域に注意報を発令した。ノロウイルスに関する注意報は今季初。調理前やトイレ後の手洗いの徹底、食品の十分な加熱などを呼び掛けている。

 県指定の54医療機関で、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の1施設当たりの平均患者数が、「2週連続で前週比1・1倍以上」との発令基準を満たした。

 県生活衛生課は「感染しても症状が出ない人もおり、感染拡大をさせてしまう恐れがある。手洗いは手首までせっけんを使って行い、食品は中心部までしっかり加熱してほしい」としている。


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岡山県に食中毒注意報ノロウイルス感染増加

ノロウイルスによる感染者が増加していることから岡山県はきょう、食中毒注意報を発令しました。

岡山県内でノロウイルスによる感染性胃腸炎の患者が2週連続で増加したため注意報発令となりました。

ノロウイルスは冬場を中心に流行し、おう吐や下痢などの症状を引き起こします。

1月の注意報発令は冬の発令を始めた2008年度以降で最も遅いということです。

岡山県は食べ物を中心部までしっかり加熱することや石けんなどによる手洗いでの予防を呼びかけています。
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