岡山 三菱自ライン一部停止で地元に影響


 倉敷市の三菱自動車水島製作所で、今月27日から軽自動車の生産がストップしています。新型コロナウイルスの感染拡大は、エリアの部品メーカーなど地元経済にも暗い影を落とし始めています。


 三菱自動車にとって、国内最大の生産拠点である水島製作所を襲ったコロナショックです。
30日朝の出勤時間帯に工場に向かう人々も、不安な表情を浮かべていました。
三菱自動車によりますと、工場内に2本ある組み立てラインのうち、軽自動車用のラインを来月10日まで一時休止します。
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外からの部品調達などに支障が出たためで、期間中だけで約9000台の減産となる見通しです。
軽自動車の生産が止まることは、部品を納める企業にとって死活問題となります。
三菱の関連企業を多く抱える総社市では、緊急の経済対策会議を開き支援策を協議しました。
部品会社の集まるウイングバレイでは、すでに一部で休業に追い込まれるなどの影響が出ているといいます。
一方、会議では、世界的に在庫が不足している人工呼吸器を、総社の部品メーカーが製造できないか、官民が協力して研究することも明らかになりました。
三菱自動車は、普通車の生産ラインについては引き続き稼働を続けるとしていますが、世界的な感染拡大に歯止めがかからない現状で、先行きは不透明な情勢です。