岡山 三菱自水島製作所 普通車生産を一時停止


 新型コロナウイルスの影響で、三菱自動車は6日から倉敷市の水島製作所での普通車の生産を一時休止しました。先月には軽自動車の生産も止まっており、長期化が懸念されます。

水島製作所では、スポーツタイプの「RVR」と電気自動車「アイ・ミーブ」の普通車2つの車種を組み立てるラインが6日から止まりました。
新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な自動車需要の落ち込みによるもので、今月23日までの生産停止を予定しています。
先月27日には部品調達などに支障が出てきたとして、軽自動車の組立ラインもストップしています。
影響を受ける約3千人の従業員については、一時的に休ませるということです。
水島の代名詞ともいえる三菱の自動車生産が完全に止まったことで、製作所以外にも関連企業を抱える倉敷市も情報収集などに追われています。
現在、自動車メーカー8社全てが国内の一部または全ての工場を一時的に停止する事態となっており、長引けば今後、従業員の雇用や関連企業への影響が懸念されます。