GWスタート、駅、高速道、観光地は閑散と


 ゴールデンウィークに入り、29日は最初の祝日です。例年は帰省する人や観光客で賑わう岡山・香川の各地も新型コロナウイルスの影響で普段とは全く異なる光景が広がっています。

県外から訪れる人にも注意喚起を、とJR岡山駅周辺には外出自粛を求める懸垂幕が設置されました。
この時期、乗車率100%をこえる新幹線、客の姿はほとんどありません。
例年ならばGWで帰省する人や観光客で賑わうホームは閑散としています。
午前9時過ぎ、新幹線から降りてくる人は数える程度で、利用客には、それぞれに移動せざるを得ない事情がありました。
例年GW期間中、JR岡山駅では、新幹線と在来線を合わせると1日平均20万人以上が利用しますが、JRによりますと29日は例年の1割となる2万人以下まで落ち込みそうだということです。
高松市の屋島です。
去年はゴールデンウィークに3万人以上が訪れましたが、観光客はまばらです。
JR屋島駅と屋島山上を結ぶシャトルバスは29日から運行を休止。
いつもは親子連れで賑わう新屋島水族館も子どもの声は聞こえません。
高松市のうどん店です。
大型連休中は本場の讃岐うどんを求めて全国から毎日500人以上が訪れます。
ところが、ゴールデンウィークの初日、昼時でも80席ある椅子が埋まることはありませんでした。
客からは連休中も休まず営業してほしいという声がありましたが、香川県からの休業要請に従い5月2日から6日まで臨時休業を決めました。
ゴールデンウィークの初日。
今年はいつもと違う風景が広がった岡山・香川です。