タイ政府、非常事態措置の延長に伴う措置概要、出口戦略を発表/日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情
タイ王国 学習はフェイスシールド

タイは、「フェイスシールド」の国!

 タイ国際航空は4月29日、日本―タイ便の運休を6月末まで継続すると発表した。再開しても、しばらくは入国者に対する警戒態勢は続くだろう。我々が再び、タイに行くことができるのはもう少し先になりそうだ。
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タイ政府、非常事態措置の延長に伴う措置概要、出口戦略を発表
(タイ 7月1日から学校再開許可の指針、OBECが発表?)/日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情



 タイ政府は4月28日、タイ全土における非常事態宣言の5月31日までの延長を定めた布告(第1版)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを官報に掲載した。翌29日には、非常事態令第9条(非常事態時に取りうる措置)に基づく決定(第4号)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを官報に掲載し、3月26日の非常事態宣言以前にタイ政府、バンコク都庁および各県が伝染病法、航空法、入国管理法に基づき取ってきた措置、および非常事態令第9条に基づく決定事項(2020年3月30日記事参照、4月3日記事参照)が非常事態宣言の延長に合わせて5月31日まで引き続き有効であることが定められた。
4月30日のCOVID-19状況管理センター(CCSA)の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、具体的には以下の措置が延長される。なお、各県でこれより厳しい措置が既に導入されている場合はそちらが有効となる。

夜10時から早朝4時までの夜間外出の禁止
陸路、海路、空路によるタイとの出入国管理措置
政府による隔離・検疫措置
国際航空便の出入国制限
県をまたぐ必要性のない移動の自粛・延期
最低限50%の在宅勤務
大規模集会の禁止、人が多く集まる場所・感染リスクがある場所への立ち入り自粛
5月3日以降、一部商業施設の営業制限を緩和

上記CCSAの発表では、同時に、5月3日以降に再開を認める商業施設も公表された。これはタイ政府が感染リスク、経済重要性に基づき白、緑、黄、赤の4つのフェーズにビジネスを区分した措置に即したもので(2020年4月30日記事参照)、今回はリスクの低い「白」のフェーズに入る施設の再開が決定された。今後は14日ごとに感染者数の拡大が一定以下であることが確認できた場合に限り、百貨店など、次のフェーズのビジネス再開が検討されることになる。CCSA報道官は、順調に行った場合、全てのフェーズに入る施設の再開に約2カ月を要するとの見通しを示した。
5月3日から再開される商業施設は以下のとおり。なお、これらの内容については在タイ日本大使館ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますも参照のこと。

生鮮市場、水上市場、屋台
ショッピングモール外の一般飲食店
小売・卸売店
公園での活動、テニス、ゴルフなど、チーム競技ではないスポーツ・リクリエーション活動
理髪店・美容室
その他(ペットサロンなど)
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タイ、新型コロナ新規感染が2日続けて1人


【タイ】タイ政府は6日、タイ国内で新たに新型コロナウイルスの感染者1人、死者1人の報告があったと発表した。1日の新規感染者が1人になるのは2日連続。

 新たに感染が確認されたのは3日にロシアから帰国したタイ人女性(27)。

 死亡したのは南部パンガー県のホテルのマネージャーのオーストラリア人男性(69)。 

 累計の感染者数は2989人になった。このうち55人が死亡、2761人が治癒(ゆ)して退院した。

 新規の感染者は4月27日から5月3日まで1日1桁で推移。4日には18人の感染が確認されたが、全員がタイ南部の入国管理局施設で隔離中の外国人労働者とその家族だった

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日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情

<もともと政府への信頼が低いうえに、市民にはイスラム教徒のクラスター感染への不信と恐怖が広がっていた>

筆者が現在居住するタイで、新規コロナウイルス感染者が減少を続けている。3月22日に188人を記録したものの、4月12日以降は1日30人前後で推移。死者も累計で50人にとどまっている。

タイで取られたのは部分封鎖措置だ。3月18日に全国の学校や娯楽施設が、22日には首都バンコクで食料品店や薬局などを除く全ての店が閉鎖された。26日には非常事態宣言、4月3日には夜間外出禁止令が出されたが、日中の自宅待機は日本同様「要請」であり、職場や工場の閉鎖も命じられていない。

中国や欧米のような完全封鎖措置を回避しつつ、感染の封じ込めにある程度成功しているタイに、日本は範を求めることができるようにも思える。しかしタイと日本には違いもある。

バンコクの高架鉄道(BTS)の3月の利用者は、前年同月比で約半減した。外出する人がこれだけ減少した背景には、市民一人一人のコロナウイルスに対する強い警戒心があるとされる。

ギャラップ社が3月末、30カ国で実施したコロナウイルスに関する世論調査によると、「自分自身または家族のだれかが実際にコロナウイルスに感染するかもしれないと思う」という意見に対し、「そう思う」と回答した人はタイでは77%、日本では52%だった。アヌティン保健相は当初「新型コロナはただの風邪」と述べたが、政府に対する信頼度がもともと低いこともあり、市民は逆に警戒度を強めた。

またタイは現在、1年で最も暑い時期に当たり、日中は連日35度を超える。暑い時期に人々が集う涼しいショッピングモールやプールを政府はいち早く閉鎖した。外があまりにも暑いため、人々は自主的にジョギングや散歩に出ることはほとんどない。「要請」ベースであっても、おのずと高い割合で自宅待機が実現されるゆえんである。

一方タイには、日本には存在しない懸念もある。一部のイスラム教徒がクラスター(患者集団)となったのだ。源はインド発祥の国際的イスラム宣教団体タブリーギー・ジャマーアトである。タブリーギーは2月から3月にかけてマレーシア、インドネシア、インドで数百人から数千人規模の大集会を開催し、それぞれの国で大規模クラスターとなった。タイでも4月8日に確認された感染者111人のうち42人がインドネシアの集会に参加したイスラム教徒だった。

イスラム教徒はタイの人口の5%にすぎない少数派だ。70年代から彼らの間に「反イスラム的価値との決別」や「イスラムへの回帰」を呼び掛ける「ダッワ運動」が広まり、その中心となったのがタブリーギーである。タブリーギーのメンバーは月3日、年40日、生涯で4カ月間、集団で宣教に出ることが求められる。彼らは国内外のモスクに集まり、世界各地のメンバーと密集状態で寝食を共にする。

タイ政府公認のイスラム組織シェイフルイスラム事務所のウィスト・ビンラテー南部支部長は「イスラム教の主流派とは異なる」とし、集会には参加しないよう通告したが「敬虔」な信者には聞き入れられなかったのだろう、と皮肉った。

集会に参加したタイ人イスラム教徒が「われわれは神のみから報酬を得る」と述べる映像や、タイの鉄道車両内でコロナ感染により死亡したパキスタン帰りのイスラム教徒が、タイ人の顔に唾を吐き掛けていた映像がSNSで拡散。市民が一丸となってコロナ封じ込めに当たろうというなか、神のみを信じ、独自の信仰行為に固執する人々に対する不信と恐怖が広まっている。

タイと日本はやはり似て非なる国、安易な比較は禁物だろう。


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タイの「巣ごもり消費」に対応 Instagram(インスタグラム)活用ウェビナー開催


[株式会社イー・エージェンシー]
タイ・バンコクで5/7・5/21、ECやリアル店舗向けに開催。コロナの「巣ごもり消費」を売上アップとビジネス変革のチャンスに。イー・エージェンシーの現地日系グループ会社ICOMM AVENUグループ。

“おもてなしを科学する”株式会社イー・エージェンシー(東京都千代田区、代表取締役:甲斐 真樹、以下イー・エージェンシー)は、タイ・バンコクの現地日系グループ会社である i-comm avenuグループ(アイコムアベニューグループ、拠点:バンコク・クアラルンプール、代表取締役社長:山森 淳、以下アイコム)が、2020年5月7日および21日、現地のECやリアル店舗向けに、Instagram(インスタグラム)を活用して売上アップを実現するウェビナーを開催することを発表します。


新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込み、多くの企業が苦しい状況に追い込まれています。それはタイでも変わりません。日本よりも厳しい外出制限令が敷かれているタイでは、在宅勤務の導入が急激に進み、対面での打ち合わせや販売が困難になっています。逆に、インターネット利用は増え、フードデリバリーやオンラインショッピングの需要は著しく増加するなど、オンラインに強い企業は順調にその業績を伸ばしています。

ウェビナー開催の目的は、こうした新型コロナウイルス影響下の「巣ごもり消費」を顧客企業のビジネス変革のチャンスと捉えて、その存続・成長を支援することです。その解決策として、Instagram(インスタグラム)と連携して売上アップを実現するデジタルマーケティングツール「visumo」をご紹介し、オンラインやSNSの活用に悩んでいるタイのマーケッターの皆さんにInstagram(インスタグラム)を使ったアプローチの仕方を具体的にご提案します。

対象はタイに進出する日系企業および現地企業のECやリアル店舗担当者で、言語はタイ語で実施します。英語によるウェビナーも後日開催予定です。

■ウェビナー概要
日程:2020年5月7日(木) / 21日(木)
時間:2:30pm~3:00pm(タイ時間)
言語:タイ語 ※英語版も後日開催予定です。
配信:Facebookライブ
料金:無料
講師:アイコム デジタルマーケティング営業部長 Knight(ナイ)
アイコム デジタルプロジェクトマネージャー Tee(ティー)
URL:https://www.icat.co.th/jp/webinar.html

■「Instagram(インスタグラム)」とは?
今や世界で利用者が10億人を超える、画像投稿をメインとした大人気SNSです。タイでも2020年4月時点で利用者が約1,300万人(全人口の約20%)に上り、前年度と比較すると150万人も増えています。
(参考:Napoleoncat https://napoleoncat.com/stats/instagram-users-in-thailand/2020/04)

■「visumo」とは?
Instagram(インスタグラム)上の投稿写真をハッシュタグで収集し、自社サイトに活用して購入率を向上できるInstagram(インスタグラム)連携ツールです。「Instagram」に投稿された一般ユーザーの写真を利用して、自社の商品サービスの認知の拡大、ブランディング、顧客との関係作り、販売促進を行うことができます。
URL:https://visumo.icat.co.th/jp/

■InstagramなどSNS活用の有効性と、日本より旺盛なタイのインターネット利用状況
FacebookやInstagram(インスタグラム)、YouTubeに接続するだけで、どこからでも臨場感あふれる商品・サービスの販売プレゼンテーションができ、顧客ターゲット層からの反応や興味関心が即座に把握できます。
とくにタイのインターネットユーザーのFacebook、YouTubeの利用率は、日本がそれぞれ70%前後であるのに対して90%を超え、インターネット利用時間も日本の2.5倍近くに上るなど、日本以上に高い効果を見込むことができます。(出典・参考:We are social、2019年1月時点の調査データ)
→ アイコム 2019年タイ人のインターネット利用状況
https://www.icat.co.th/jp/blog/8-blog-internet-usage-in-thai.html

■新型コロナウイルスによる「巣ごもり消費」への対応が企業存続の鍵
さらに新型コロナウイルスによる「巣ごもり消費」においては、すでに多数報道されているようにインターネット動画視聴へのニーズが高まっており、リアルな経済活動が停滞するのに反して、ビジネス成長のチャンスが拡大しています。
とくにタイやマレーシアでは政府主導のもと日本よりもはるかに厳しい外出禁止措置がとられており、日本よりもはるかに高い割合で在宅勤務、在宅生活を送っています。企業サイトや商品サイト、SNSへのアクセスは急増し、「巣ごもり消費」によるオンライン購入、オンラインデリバリーが急速に伸びる中、この需要に対応できるかどうかが企業存続の鍵になっています。

■コロナ後も変わらない生活スタイルに適応可能な営業体制を
タイやマレーシアでは、日本と同様に、この先も当面、規制と緩和を繰り返す社会生活が続くと考えられています。その一方で、オンラインコミュニケーション、オンライン購入など新たなスタイルは、コロナが収束した後も定着すると分析されています。「嵐が通り過ぎるのを待つ」のではなく、この新たな生活スタイルの変容に適応する営業体制の構築が必要になっているのです。

■アイコムアベニューグループについて
アイコムアベニューグループは、マレーシア、タイ、シンガポールを中心に、ASEANでは最も早い時期となる1999年よりデジタルマーケティング事業を推進し、先駆的な実績を持つ日系企業グループです。ASEAN諸国におけるマーケティング活動において、戦略策定等のアイディアフェーズから、システムやマーケティング施策等の開発・運用フェーズ、データ活用等の分析・改善フェーズにいたるまで、ワンストップでサービス提供しています。

アイコムアベニューグループ会社概要
<タイ:バンコク>
会 社 名 : i-comm avenu (Thailand) Co., Ltd.
代 表 者 : President/CEO Jun Yamamori(山森 淳)
設立年月日: 2001年4月
所 在 地 : 6th floor, Rajapark Building, 163 Sukhumvit 21 Klongtoey Nua, Wattana,Bangkok 10110, Thailand
事業 内容 : Digital Marketing, Brand Consultation, Research,Web/Apps Design and Development, CRM support
サイトURL: https://www.icat.co.th/jp/home.html

<マレーシア:クアラルンプール>
会 社 名 : i-comm avenu (Malaysia) Sdn. Bhd.
代 表 者 : President/CEO Jun Yamamori(山森 淳)
設立年月日: 1999年4月
所 在 地 : Block C-12-08, Scott Garden, 289 Jalan Kelang Lama, 58000 Kuala Lumpur,Malaysia
事業内容 : Digital Marketing, Brand Consultation, Research,Web/Apps Design and Development, CRM support
サイトURL: https://www.icomm-avenu.com.my/jp/home.html

■イー・エージェンシーについて
“おもてなしを科学する”をモットーに、お客様のデジタルシフトを支援するデジタルマーケティングエージェンシーです。分析力、技術力、改善力、サポート力を結集したエキスパート集団として、データの解析・統合から活用施策の構築・運用までオールインワンで提供し、データドリブンマーケティングを支援します。日々進化を遂げるデータ・テクノロジーとAI・機械学習の活用により、お客様のビジネスにおける課題解決と成長戦略に寄与します。

イー・エージェンシー会社概要
会社名 : 株式会社イー・エージェンシー
代表者 : 代表取締役 甲斐 真樹
設立  : 1999年1月6日
資本金 : 9,500万円
本社所在地 : 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館4階
事業内容 :
(1)データドリブンマーケティング支援事業
・Google アナリティクス 360をはじめとするGoogle マーケティング プラットフォーム導入・活用
・データ統合やAI・機械学習によるデータ活用
・A/BテストやWeb接客パーソナライズ
(2)クラウドプロダクト・SaaS事業
(3)ICT・Webインテグレーション事業
(4)中国・ASEAN 海外EC・越境EC・プロモーション支援事業
(5)地元創生支援事業
サイトURL : https://www.e-agency.co.jp/

■本プレスリリースおよびサービスに関するお問い合わせ先
株式会社イー・エージェンシー
担当:那須
お問い合わせフォーム:https://www.e-agency.co.jp/form/corporate

アイコムアベニューグループ(タイ・バンコク)
icomm avenu (Thailand) Co., Ltd.
担当:山森(遥)・荒東
お問い合わせフォーム:https://www.icat.co.th/jp/contact.html

企業プレスリリース詳細へ (2020/05/07-17:35)
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タイ 7月1日から学校再開許可の指針、OBECが発表

中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」の感染がタイ国内で抑えられている現状を受けて、タイのOBEC(The Office of the Basic Education Commission)は、2020年7月1日から学校を再開することを許可する指針を発表しました。

タイのNBTが以下のように伝えています。

タイ国内でも長らく学校も閉鎖されており、学校ごとにオンライン授業などをしてきましたが、7月1日から順次、学校も再開される見込みとなってきました。

武漢ウイルスの封じ込めに早い段階で成功しつつあることで、順次規制が緩和され、平穏な日常が取り戻される事が期待されています。

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タイ 観光客が激減、ゾウ園も窮地


新型コロナウイルスが、世界中の観光業に深刻な影響を及ぼしています。タイでは、観光客に人気のゾウ園も収入を断たれ、窮地に陥っています。

 「閉鎖されたゾウ園では、世話をするスタッフも不足してしまったため、ほとんどのゾウはこのように鎖でつながれたままとなっています」(記者)

 こちらのゾウ園は、首都バンコクから車で1時間半ほどの距離にあり、人気の観光スポットでしたが、新型コロナウイルスの影響で2月から閉鎖に追い込まれました。

 これから雨期を迎えるタイでは、ゾウの食料になる野生の草は豊富にあるため、餌不足はそれほど深刻ではありませんが、世話をするスタッフを確保できなくなっています。

 「餌を買うにも、車で野生の草を取りに行くにも、お金が必要です。でもゾウ園が閉鎖して以降、収入はゼロになりました」(ゾウ園で働く男性)

 ゾウは、林業が盛んだった時代には輸送手段として、そして今は観光資源として、市民生活を支えています。ゾウたちを支援するため、企業などから寄付金が寄せられていますが、政府が外国人観光客の受け入れを再開するめどは立っておらず、関係者の苦悩は続きそうです。
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フェイスシールドつけ伝統舞踊再開 タイ バンコク コロナ対策
フェイスシールドつけ伝統舞踊00

フェイスシールドつけ伝統舞踊01

新型コロナウイルスに感染する人が減少傾向にある東南アジアのタイで、経済活動の制限が緩和されたことを受けて、バンコク中心部の寺院では、伝統舞踊の踊り子たちが感染対策のフェイスシールドをつけて活動を再開しました。


踊りを再開したのは、バンコクのパワースポットとして観光名所にもなっている「エラワン廟」の舞踊団で、踊り子たちは皆、感染対策のため顔全体を覆う透明なフェイスシールドをつけています。

舞踊団はこの寺院で願い事をする人や願いがかなった人が奉納する伝統舞踊を踊ります。

5日は、中国人の留学生が知人の願いがかなったお礼に踊りを奉納したほか、親子連れが大学受験に合格したことを報告しに訪れていました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、寺院はことし3月に閉鎖され、舞踊団も活動できなくなっていただけに、踊り子の1人は「ここの収入がないと暮らしていけないため、踊りが再開できてうれしいです。私たちは踊りだけでなく歌もあるのでフェイスシールドのほうがマスクより呼吸がしやすいです」と話していました。
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豊田通商、フェースシールド2万セット寄付

豊田通商のタイ法人である豊田通商タイランドはこのほど、現地の病院向けにフェースシールド2万500セットを寄付した。部品大手デンソーの子会社などが製造に協力した。
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ロックダウンが一部解除されたタイの現在。ゴルフ帰りの日本人に呆れた

 タイ政府は5月3日、新型コロナウイルス対策で4月より行っていたロックダウン=都市封鎖を一部解除すると発表した。営業を再開したのは飲食店、小売店、理髪店・美容室、ゴルフ場などで、デリバリーとテイクアウトのみだった飲食店は政府の定める感染防止策を条件に店内での飲食が解禁された。

 非常事態宣言が発令された3月末、バンコク在住の日本人男性(Kさん)に取材をした。現在、ロックダウン解除されたバンコクはどのように変わったのだろうか? 再び、話を聞いてみた。

◆皆が一気に外出?

「4月の旧正月の水掛け祭り(ソンクラーン)の中止によって、禁止されていた酒類はバンコクでは5月3日より販売再開されました。しかし、店内での飲酒は継続して禁止されています。加えて、午後10時~午前4時の間の夜間外出禁止令も継続中です。違反者には最大2年の禁錮か4万バーツ(約13万円)の罰金が科せられるんですが、ロックダウン前にパンガン島やサメット島から戻ってきたバックパッカー達が夜中出歩いて、警察に捕まっているのを何度か見かけました。離島だと警察も緩く、賄賂を払えば見逃してくれることもあるのですが、今のバンコクはそう甘くありませんからね。

 現在、同じくロックダウンが一部解除されたプーケットでも、帰国できなくなった旅行者の持ち金がなくなってホームレスになっているというニュースが少し前にありました。国外から来ているバックパッカーは今も、かなり苦労していると思いますよ」

 ロックダウンが解除され、約1か月ぶりにまともに外出をしたというKさん。しかし、実際に外に出てみると不安の連続だったという。

「日系スーパーに行ったのですが、みんな一気に外出したことによって駐車場が全然空いていないんです。もし、店内に入れたとしても人が多すぎて感染するかもしれない……と思うと怖くて、結局、駐車せずに出てきました。それでもしっかりと、20バーツの駐車場代は取られましたね……。それに、スーパーに行く間にフードデリバリーのバイク事故を2回も見たんです。今まで道が空いていた分、我が者顔で飛ばしていましたからね。派手に車と衝突したようで、恐らくデリバリーのドライバーは亡くなったんじゃないかな……」

◆マスクをせずに喋る日本人たち

 だが、さらにありえないと感じたのは同郷の行動だという。

「レストランは現在、カウンターが1.5m間隔、テーブルは向かい合わせに座るのは禁止されているので1テーブルにつき1人しか座れないようになっています。日系レストランで食事をしたときに、僕はカウンターに座っていたのですが、そこにゴルフ帰りの日本人4人組が入店してきたんです。僕が端に寄ろうとしたら、なぜか僕を挟むようにカウンターに座ったんです。しかも全員、マスクもしていないのに大声で喋りだして……。唾は飛びまくるし、久しぶりの外食を味わうどころか急いで食べて店を出ましたよ」

◆日本人は嫌われている…

 いくら外出規制が緩和されたからといって、このような日本人がいるようでは不安だとKさんは話す。

「それにタイ人も店を開けることを嫌がっているようですね。カフェに入って、カウンターで注文しようとしても店員が全然出てこないんです。何度か呼んだら出てきてくれたのですが、無愛想に会計をしたらすぐに奥に引っ込んで他の店員に『嫌だね~……』みたいなことを話していました。僕がタイ語を分からないと思っているんでしょうね。カラオケなど夜の店の女の子達はみんな田舎に帰っているし、再開の目処も立たないので、このまま夜を上がる子も多いのではないかと言われています。今はお金よりも、感染したくないという人のほうが多いのではないでしょうか」

 5月半ば、タイ政府は今後の店舗営業再開の方針を再び発表するといわれている。今のように多くの人間が一斉に外出している状況では難しいかも……とKさんは話す。

 タイ国際航空は4月29日、日本―タイ便の運休を6月末まで継続すると発表した。再開しても、しばらくは入国者に対する警戒態勢は続くだろう。我々が再び、タイに行くことができるのはもう少し先になりそうだ。

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