岡山 宣言解除で岡山駅の出張利用者増



 緊急事態宣言が全国で解除されたあとも、JR岡山駅を利用する人の数は、それほど変化はありませんが、出張が再開され、新幹線を利用する会社員が少しずつ増えてきています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は、25日、全国で解除されましたが、岡山県は引き続き、不要不急の帰省や旅行など、県境を越える移動はできるだけ控えるよう呼びかけています。
JR岡山駅では、大型連休中など、岡山県に緊急事態宣言が出されていた時期と比べると、利用する人の数は増えていますが、全面解除の前後ではそれほど変化はありません。
ただ、全面解除を受けて出張が再開され、新幹線を利用する会社員が少しずつ増えてきています。
新幹線で広島県福山市に向かうという男性は「1か月ぶりの県外への出張で、これから徐々に増やしていきたい。車内では他の乗客と間隔を空けるなど、感染防止策をとります」と話していました。
JR西日本岡山支社の高原晃広報室長は「全面解除の影響は見極めているところで、岡山県がどう対応するかなど状況を見守りたい。まだ減便が続いているが、利用者数の増加にあわせて、徐々にダイヤを元に戻していきたい」と話していました。