岡山 感染対策して中学校部活を再開 京山中学校


 岡山市の公立の中学校で部活動が再開されました。
生徒たちは、新型コロナウイルスへの感染防止の対策をとりながら、およそ3か月ぶりの練習に励んでいました。

岡山市の公立の中学校は、感染拡大の影響で、ことし3月以降、部活動を中止していましたが、5月21日から授業が再開されたのに続いて、28日に部活動を再開しました。
岡山市北区の京山中学校では、密集を避けるため、体育館は各部が交代で利用することになり、初日は卓球部が練習を行いました。
換気のため窓や扉は開けて行われ、40人あまりの部員がマスクを外し、大きな声を出さないように注意しながら、2人1組でボールを打ち合っていました。
練習が終わると、顧問の教諭が卓球台やボールを丁寧に消毒していました。
中学校の部活動をめぐっては、3年生にとって集大成となる、この夏の全国大会や県大会がいずれも中止となりましたが、岡山市は独自の大会を8月に開催する予定で、生徒たちは気持ちを新たに練習に励んでいました。
男子部員の1人は「久しぶりの練習でうまくボールを打てませんでしたが、みんなと一緒に卓球ができて嬉しいです」と話していました。
卓球部の顧問の中居裕貴教諭は「生徒たちが少しでも楽しんでもらえるよう、感染防止の対策など、教職員ができることはしっかりサポートしたい」と話していました。