東京コロナ拡大打つなし??(知事選後?)   “解除”後最多、都内131人感染確認 / 「他県への移動自粛」再び呼びかけ / 西村大臣「移動制限について方針変更はない」




  4日に3日連続で100人を超える131人の新型コロナウイルス感染が確認された東京都。小池都知事は、都民に対し「他県への移動の自粛」を再び呼びかけました。

 「都民の皆さま方に改めてのお願いでございます。
不要不急な他県への移動については、ご遠慮いただきたい」(東京都 小池百合子 知事)  西村経済再生担当大臣との会談後、小池知事はこのように述べ、都民に対し「不要不急の他県への移動の自粛」を再び呼びかけました。
4日、都内で確認された感染者の数は緊急事態宣言の解除後、最多の131人で、3日連続で100人を超えました。
 また4日は鹿児島で34人、埼玉で27人、神奈川で20人など、全国で268人の感染が確認されています。


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「他県への移動自粛」再び呼びかけ

 4日に3日連続で100人を超える131人の新型コロナウイルス感染が確認された東京都。小池都知事は、都民に対し「他県への移動の自粛」を再び呼びかけました。

 「都民の皆さま方に改めてのお願いでございます。
不要不急な他県への移動については、ご遠慮いただきたい」(東京都 小池百合子 知事)  西村経済再生担当大臣との会談後、小池知事はこのように述べ、都民に対し「不要不急の他県への移動の自粛」を再び呼びかけました。
 4日、都内で確認された感染者は緊急事態宣言の解除後、最多の131人で、3日連続で100人を超えました。
20代・30代の若い世代が98人と大半を占めていて、これまで2人の感染が確認されていた武蔵野市の幼稚園で、さらに職員や児童3人の感染が確認されています。
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西村大臣「移動制限について方針変更はない」

西村経済再生担当大臣は、東京での感染者が連日100人を超えていることについて「現時点では国として移動制限についての方針を変える考えはない」と述べました。

 「現時点で、何か移動制限についての方針を変える考えは、現時点ではありません」(西村康稔 経済再生相)  西村大臣は、東京都の小池知事との会談で「都民に対して、他の県への不要不急の移動を控えるよう呼びかける」と説明を受けたことを明らかにしました。
ただ、国としては、現時点では移動制限についての方針を変えるつもりはないとの考えを示しました。
 また、4日の東京都の感染者が131人となったことについて西村大臣は「高い緊張感を持って警戒すべき状況だが緊急事態宣言を直ちに出す状況ではない」との考えを示しました。
 さらに、東京都と国が「夜の街」の対策として、飲食店や利用者に、ガイドラインの遵守や「接触確認アプリ」の利用を求めていくなどで一致したと明らかにしました。

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東京都知事選挙 きょう投票日

史上最多の22人が立候補した東京都知事選は、5日が投票日です。夜には首都東京の新たなリーダーが決まる見通しです。

 都知事選に立候補しているのは、「れいわ新選組」代表の山本太郎氏、現職の小池百合子氏、元日弁連会長の宇都宮健児氏、前熊本県副知事の小野泰輔氏、「NHKから国民を守る党」の党首、立花孝志氏のほか、七海ひろこ氏(撤退表明)、桜井誠氏、込山洋氏、竹本秀之氏、西本誠氏、関口安弘氏、押越清悦氏、服部修氏、さいとう健一郎氏、ごとうてるき氏、沢しおん氏、市川ヒロシ氏、石井均氏、 長澤育弘氏、牛尾和恵氏、 平塚正幸氏、ないとうひさお氏の17人の方々で、過去最多の22人です。
 投票は午前7時から始まり、午後8時で締め切られ、即日開票されます。
3日までに期日前投票をした人は、4年前の前回に比べ6万人あまり多い137万8422人でした。
 東京都選挙管理委員会は、投票所では新型コロナ対策を講じているとしていて、「皆さんの意思を都政に反映させるため貴重な一票を積極的に投じてください」とコメントしています。

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熊本で記録的大雨 球磨川が氾濫、3人死亡 老人ホームで14人心肺停止

4日、記録的な大雨で熊本県の球磨川は複数の箇所で氾濫し、3人が死亡、球磨村の特別養護老人ホームでは14人が心肺停止となっています。

 4日未明から記録的短時間大雨情報が県南の人吉市や芦北町など、のべ13か所に出された熊本県。
各地で過去最も多い降水量を観測するなかで一級河川の球磨川が氾濫しました。
 球磨村の特別養護老人ホームでは、14人が心肺停止になっているほか3人が低体温症で見つかっています。
 熊本県内では、これまでに土砂崩れや家屋が流されるなどして3人が死亡し、心肺停止が球磨村の老人ホームを含め16人、重体が1人、行方不明者は16人にのぼっています。
現場では、自衛隊や警察などが夜通しで救出活動にあたりました。

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熊本 記録的大雨 7人死亡 14人心肺停止 4人行方不明
記録的な大雨で川の氾濫や土砂崩れが相次いだ熊本県では、これまでに7人が死亡し、14人が心肺停止、4人が行方不明となっています。

熊本県では球磨川など2つの川の11か所で氾濫し、人吉市では球磨川の堤防が決壊して、いずれも広い範囲が水につかりました。

芦北町や津奈木町など各地で土砂崩れの被害も相次ぎ、芦北町では4日、80代の女性が死亡し、これまで心肺停止になっていた人など新たに5人の死亡が確認されました。

また津奈木町で80代の男性が死亡しました。

熊本県などによりますと、球磨村の高齢者施設では14人が心肺停止になっています。

また、
▽津奈木町で2人、
▽芦北町で1人、
▽人吉市で1人が行方不明です。

球磨村の渡地区にある特別養護老人ホーム「千寿園」は川の水があふれて水につかり、入所者などの高齢者およそ50人と施設のスタッフが取り残され、このうち14人が心肺停止になっています。

県などによりますと、取り残された高齢者の中には体調のすぐれない人もいたということで、自衛隊が夜を徹して救助を進め、病院に搬送したということです。

相良村では4日午後の時点で、道路が寸断されるなどしておよそ20の地区で孤立状態となり、熊本県はできるだけ早く孤立状態の解消を目指したいとしています。

「千寿園」救助された人たちは…
川の水があふれて水につかり14人が心肺停止となった熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の近くでは、施設につながる道路が冠水し、消防や自衛隊がボートを使って取り残された人たちを次々に救助していました。

救助された人たちは疲れた様子でことばもなく、隊員に抱きかかえられながら車に乗っていました。

救出された91歳の堤正通さんは3日からショートステイで夫婦で施設を利用していて「救助してくれてありがたかった、本当に怖かったです」と話していました。

迎えに来ていた息子の俊介さんは「施設に連絡してもつながらず状況が全くわからなかったので心配でした」と話していました。

救助に当たっていた自衛隊員によりますと「施設にはまだ30人以上取り残されている。今晩中に全員救助したい」と話していました。
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熊本 八代市のグラウンドに「SOS」の文字


5日午前7時すぎのNHKのヘリコプターの映像では熊本県八代市坂本町のグラウンドで「SOS」という文字が確認されました。

近くの建物では人が手をふって救助を求めているような様子もみられます。

市などによりますとこの建物は廃校になった小学校で10数人の住民が避難しているということです。

保育園の園庭に「120メイヒナン」球磨村 保育園の園庭に「120メイヒナン」球磨村
陸上自衛隊のヘリコプターが午前9時20分ごろに撮影した熊本県球磨村の映像では、神瀬保育園の園庭に白い文字で大きく「こうのせほいくえん120メイヒナン」と、書かれた文字がみられました。

園庭では数人が歩いている様子も確認できます。

神瀬保育園は球磨川から100mほど離れた場所にあり、周辺の住宅では水につかった様子がうかがえます。

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