国際情勢 米大統領選、討論会翌日も非難の応酬 / トランプVSバイデン、米メディアで批判相次ぐ / 香港の民主活動家・黄之鋒氏の裁判始まる、「国際社会に訴え続ける」

米大統領選、討論会翌日も非難の応酬

  アメリカ大統領選挙に向けて共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン候補の初めてのテレビ討論会から一夜が明けましたが、この日も双方による非難の応酬が続きました。

 「昨夜の討論会はすばらしかった。
我々はとてつもなく好評だった。
バイデン氏は弱く見えた。
泣き言を言っていた。
私が見たすべての世論調査で我々が勝っていた」(アメリカ トランプ大統領)  トランプ大統領は、前日に行われた民主党のバイデン候補との初めてのテレビ討論会についてこう述べ、バイデン氏を非難しました。
 「これは言うべきではないかもしれないが、トランプ大統領の行いは国家の恥だ」(民主党 バイデン前副大統領)  一方、バイデン氏も「トランプ氏は討論会の90分間、政策論争から気をそらそうと、あらゆることを試みたが、うまくいかなかった」とトランプ氏を批判しました。
 討論会をめぐっては双方がお互いの非難や中傷を繰り広げたことから、「史上最悪の討論会だった」などと多くのアメリカメディアが批判的に伝えていますが、一夜明けても両者の非難の応酬は続いています。

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トランプVSバイデン、米メディアで批判相次ぐ


アメリカの大統領選挙に向けて行われたトランプ氏とバイデン氏の初めての討論会について、多くのアメリカメディアは批判的に伝えています。

 ニューヨーク・タイムズは非難の応酬が続いた両者の討論会について、「混沌とした90分間」とし、「両者が現代のアメリカ政治では前例のないレベルの軽蔑を表現した」と苦言を呈しました。
ワシントン・ポストはトランプ氏について、「バイデン氏を絶え間なく妨害、侮辱し、大統領選挙は混乱に陥った。
発言の一部はうそで、バイデン氏を怒らせるためのものだった」と批判。
FOXニュースは、「驚きがなかった」と指摘し、「有権者の投票に影響を与えるようなことは何も起こらなかった」と論評しています。
 また、CBSテレビは、今回の討論会の勝者はバイデン氏だと考える人の方が多いとの世論調査の結果を報じています。
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香港の民主活動家・黄之鋒氏の裁判始まる、「国際社会に訴え続ける」


香港で違法な集会に参加した罪などに問われている民主活動家・黄之鋒氏の裁判が始まり、黄氏は「中国の習近平主席が香港を黙らせようとしても、我々は国際社会に訴え続ける」と強調しました。

 「習近平主席が香港を黙らせようとしても、我々は国際社会に訴え続ける」(香港民主活動家 黄之鋒氏)  2014年の民主化デモ「雨傘運動」のリーダーの黄之鋒氏は30日、裁判を前にこう訴え、「逮捕されても起訴されても牢獄に送り込まれても我々は諦めない」と中国政府の対応を非難しました。
黄氏は当局が開催を認めなかった去年10月の抗議デモに参加した罪と、抗議デモの際などにマスクの着用を禁じた「覆面禁止法」に違反した罪に問われています。
 中国の建国記念日の10月1日には中国政府による香港の自由の抑圧や少数民族弾圧への抗議活動が世界20か国以上で行われる予定で、黄氏は「象徴的な日に世界は北京に明確なメッセージを送るだろう」と述べました。
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