岡山 「空飛ぶクルマ」公開



 垂直に離発着できる次世代の乗り物、いわゆる「空飛ぶクルマ」を倉敷市の経営者などで作る研究会が所有することになり、実物が披露されました。地元の若者がものづくりへの興味を持つきっかけになればと期待されています。

これが、中国・イーハン社製の「空飛ぶクルマ」です。
全長5.6mの2人乗りでクモの足のように伸びた機体から、電動で動くプロペラが取り付けられています。
操縦桿などはなく、地上からの遠隔操作や自動運転で飛行します。
倉敷市の会社が購入し、水島地域を中心に航空宇宙産業の推進を目指す研究会が所有することになったものです。
国の内外で「空飛ぶクルマ」の開発競争が進む中、若い世代に航空の分野へ関心を持ってもらうとともに地域社会や産業への波及効果などを研究します。
研究会では今後、試験飛行に向けた準備を進めるとともに、機体を地域のイベントなどで展示することにしています。