岡山 強風で停電相次ぐ 足場倒壊も ( 停電が、笠岡市や矢掛町など )


 岡山県では、30日、南部の広い範囲に暴風警報が出るなど非常に強い風が吹き、矢掛町などで一時4000戸が停電したほか、工事用の足場が倒れる被害も出ました。
気象台によりますと、30日は岡山市や倉敷市、それに笠岡市などで12月としては観測史上最も強い風を観測し、このうち岡山市では午後0時28分に29.3メートル、倉敷市では午後1時52分に21.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
こうした強い風が吹いていた、30日午後1時40分すぎ、矢掛町西川面にある工場の建設現場で、工事用の足場や電柱が倒れていると通りかかった人から警察に連絡がありました。
足場は金属製で、高さ10メートルあまりあり、道路を挟んで向かい側の住宅に倒れかかっていました。
警察によりますと、けがをした人などはいないということです。
また、この強風が原因と見られる停電が、笠岡市や矢掛町など南部を中心に相次ぎ、一時およそ4000戸が停電しました。