岡山 後楽園で梅の木のせんてい
寒い日が続いていますが、春への備えも始まっています。
岡山市の後楽園で、梅の木のせんてい作業が行われています。
岡山市北区にある日本三名園のひとつ後楽園には、およそ20種類、100本ほどの梅の木が植えられていて、毎年2月上旬から見ごろを迎え、多くの観光客が花見に訪れます。
これを前に19日から、風通しや日当たりをよくして害虫を防ぐためのせんてい作業が始まりました。
造園業者の作業員5人が脚立に乗って、つぼみの少ない枝を見つけてははさみで切り落としていました。
中には、赤や白の早咲きの花が咲き始めている木もありましたが、去年夏の猛暑などの影響で、つぼみの数はいつもの年より少なく、恒例となっているせんていした枝の販売は行わないということです。
後楽園事務所の栗坂智人主任は「コロナ禍で外出しづらい人もいると思うが、ことしも気品のある梅が咲きそうなので、いつもと変わらない景色を見て心を癒やして欲しい」と話していました。
後楽園での梅の木のせんてい作業は、21日まで行われるということです。
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