岡山 競泳五輪リレー代表に増田葵(岡山県倉敷市出身)が初選出 岡山勢女子では木原光知子以来57年ぶり


 日本水泳連盟は11日、競泳の東京五輪代表で未定だった女子800メートルリレーのメンバーを発表し、岡山県倉敷市出身の増田葵(24)=菅公学生服=が初選出された。競泳の岡山勢女子では1964年東京五輪に出場した木原光知子以来57年ぶりの代表入り。



 増田は代表選考会として10日まで開かれた日本選手権の200メートル自由形で自己ベストの1分58秒86を出して3位に入った。上位4人の合計タイムがリレーの派遣標準記録に届かないなど即時の代表決定には至らなかったが、選考委員会の協議によって同選手権の4位までの選出が決まった。

 倉敷工高、近大を経て社会人3年目の増田は、高校時代からインターハイ、国体などで表彰台に立ち、岡山女子のエースとして活躍してきた。

 岡山勢では男子400メートル個人メドレーで岡山市出身の井狩裕貴(イトマン近大)も代表を決めている。