岡山 新規感染者2週連続で約2倍 知事「第4波が到来した」8割以上で変異ウイルス ( はやめの対策! 対応! 支援! ) 県知事を応援しています
高齢者 自粛0416
変異株 岡山0416


新規感染者2週連続で約2倍 知事「第4波が到来した」

 県内の新規感染者数が、2週連続でおよそ2倍に増えていることを受けて、伊原木知事は「第4波が到来した」と述べて、医療提供体制を維持するため、近く2か所目となる宿泊療養施設を確保する方針を明らかにしました。

県が16日公表したおとといまでの1週間の感染状況によりますと、病床の使用率は22.1%で、前の週に比べて2.7ポイント上昇しました。
このうち、重症者用の病床使用率も2.3ポイント上昇して、9.3%となっています。
人口10万人あたりの療養者数は13.02人で、4.24ポイントの悪化。
PCR検査の陽性率も5.4%で、1.4ポイントの増加となりました。
10万人あたりの新たな感染者の数は11.59人で、5.72ポイント増え、1週間の新規感染者数は219人で、前の週の111人からおよそ2倍に増加しました。
新規感染者が2倍となるのは2週連続です。
一方感染経路がわからない人の割合は、35.6%と12.1ポイント改善しました。
県内でも感染が急拡大していることを受けて伊原木知事は、16日に臨時の記者会見を開きました。
この中で伊原木知事は「県内にも第4波が到来した。このペースで感染が増えると、いまある宿泊療養施設はあふれるおそれがある」と述べ、2か所目となる宿泊療養施設を近く確保する方針を明らかにしました。
県は現在、岡山市のホテルを全館借り上げ、207部屋を感染者向けに提供していますが、15日夜の時点で143人が療養しています。
2か所目となる宿泊療養施設について伊原木知事は、県の南部に確保する方針だと説明しました。
また県は、県内の宿泊施設を利用する県民を対象に、今月下旬から発行する予定だった「宿泊クーポン」を、当面延期することも明らかにしました。
会見で伊原木知事は「感染拡大を食い止めないと、近いうちに医療提供体制は崩壊する。特に重症化しやすい高齢者は、会食やカラオケは自粛してもらいたい」と述べました。


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8割以上で変異ウイルス「第4波到来」 伊原木知事 強い危機感を示す【岡山】

岡山県の伊原木知事が4月16日、臨時で会見し1週間あたりの感染者数が倍増していることや、変異ウイルスへの感染が8割以上を占めるなど県内にも感染の第4波が訪れたとして強い危機感を示しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「本県にも第4波が到来しており、すべての県民の力で感染者を減らさない限り、医療提供体制が近いうちに崩壊する。」

伊原木知事はこのように述べ、県内に第4波が来たとの認識を示しました。

岡山県の14日までの1週間の感染者数は219人で、前の週の111人からほぼ倍増しました。その219人のうち変異ウイルスの感染者が178人で8割以上を占めていて、伊原木知事は「変異ウイルスが感染の主流になった」と危機感をあらわにしました。

こうした現状を踏まえ、まん延防止等重点措置が適用されている地域との往来や、大人数での会食、高齢者の地域の集まりへの参加を自粛するよう求めました。

加えて4月下旬に開始予定だった岡山県民が県内の宿泊施設に泊まった際の割引クーポンの発行を延期することも発表しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「早急に実施したいとの強い思いで事業化し、準備を進めていたので苦渋の決断。」

また、伊原木知事は感染者の増加に備えて軽症や無症状の人が療養するホテルをもう1軒確保するよう調整していることを明らかにしました。

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