岡山〈東京2020〉ソフトボール金メダル 総社出身原田のどか選手活躍に喜びの声/「のん!金メダルおめでとう!」岡山勢17年ぶり快挙 ソフト原田選手、同級生との“約束”果たす

岡山 ソフトボール金メダル 総社出身原田のどか選手活躍に喜びの声


 27日に行われた東京オリンピックのソフトボールの決勝は、日本がアメリカに勝ち、金メダルを獲得しました。
総社市出身の原田のどか選手もヒットを放ち、高校時代の部活動のチームメイトから喜びの声が聞かれました。

総社市出身の原田のどか選手を応援しようと、アメリカとの決勝が行われた27日夜、地元・岡山では、高校時代に所属していた岡山南高校ソフトボール部のチームメイトが試合を見守りました。
3番ライトで出場した原田選手は積極的なプレーを見せ、7回にセンター前ヒットを放つと大きな拍手がおきました。
そして日本が2対0で勝ち、13年前の北京大会以来となる金メダルを獲得すると、涙を流して喜ぶ姿も見られました。
原田選手の同級生で、岡山南高校ソフトボール部の副キャプテンだった北村舞子さんは「原田選手の笑顔に励まされて、プレーしたことを思い出しました。日本代表の一員として頑張っているのを見て、胸がいっぱいになりました」と話していました。
ソフトボール部の監督を務めていた楢崎一美さんは「高校時代から仲間を大切にし、最後まで諦めない選手でした。プレッシャーと期待がかかるなかでやりとげてくれたことに、ありがとうと伝えたいです」と話していました。

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〈東京2020〉「のん!金メダルおめでとう!」岡山勢17年ぶり快挙 ソフト原田選手、同級生との“約束”果たす



岡山県総社市出身の原田のどか選手がいるソフトボール日本代表が金メダルを獲得しました。13年越しのオリンピック連覇、岡山勢17年ぶりの金メダルです。

【写真を見る】岡山南高校のソフトボール部では原田がキャプテン、北村さんが副キャプテン

 東京オリンピックソフトボール日本代表は27日、決勝でアメリカと対戦しました。
 0対0で迎えた3回。全試合スタメン出場している、総社市出身の原田の第2打席。

(実況)
「あああーっと」

 右足にデッドボールを受けますが、すぐに走り出します。

(実況)
「すぐさま立ち上がり1塁に駆けだしていきます。元気ですからね、原田は。チームで一番元気ですよ」

(原田選手の同級生/北村舞子さん)
「原田らしいなと思いました」

 応援しているのは原田の母校、岡山南高校ソフトボール部の同級生・北村舞子さんです。

(原田選手の同級生/北村舞子さん)
「高校時代もソフトボール部だけじゃなくて、いろんな部活動や学年から人気のある生徒だったので。自分の痛さよりチームのためを思った姿を見られたのは、原田らしいなと思いました」

 ソフトボール部では原田がキャプテン、北村さんが副キャプテンでした。

■2人が交わした“約束”

(原田選手の同級生/北村舞子さん)
「約束したと思います」

 当時2人が約束したこと。原田は選手としてオリンピックで金メダル、北村さんは選手を支える管理栄養士になるという夢でした。

 2014年、北村さんは夢を叶え岡山シーガルズの管理栄養士として選手をサポートしています。

(原田選手の同級生/北村舞子さん)
「自分の友人にトップレベルでプレーをしている選手がいることは励ましにもなるし、原田が頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちにいつもさせてくれる」

 日本は4回、5回に得点し2対0とリードします。

 そして迎えた最終7回、バッターボックスには原田。原田選手が打った打球はセンター前へ。待望のヒットが出ます。

(原田選手の同級生/北村舞子さん)
「感動しました、すごかったです。鳥肌が立ちました、笑顔とか声掛けとか高校時代もそういう姿に自分たちも動かされてきたし、励まされてプレーしてきた、日本代表の一員として貢献してるんだなと思ったら胸いっぱいになって、最後はヒットも打てたのですごくうれしかったです」

 試合は2対0で日本が勝利し、13年越しのオリンピック連覇、原田のどか選手は岡山勢として17年ぶりの金メダルです。

(岡山南高校 ソフトボール部 元監督/楢崎一美さん)
「ソフトボールが五輪が今度はない。その中でも、ソフトボールを目指している子どもたちは原田のプレーを忘れないで頑張っていけるのではないか。本当にいろんな意味でありがとうを伝えたい」

(高校時代のチームメイト)
「のん!金メダルおめでとう!」
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