岡山 対面×オンライン=「ハイブリッド型授業」 コロナ禍の新たなスタイル 中学校で試験導入( どの小・中学校でもできるように? 岡山県)
子どもを守れる?の「第6波」


 子供への感染が拡大する中、新たな授業のスタイルが模索されています。対面とオンラインを組み合わせたいわゆる「ハイブリッド型授業」が、玉野市の中学校で22日から始まりました。

教室で授業を受ける生徒の横には空席が目立ちますが…欠席ではなく、家からオンラインで授業を受けています。

玉野市の荘内中学校で22日から導入されたクラスの半分は対面、半分はオンラインで参加する「ハイブリッド型授業」です。

(生徒は…)
「みんなオンラインで家でするより少ない人数でも教室と家で分かれた方がやりやすかった。」

この中学校は、これまでもオンライン授業を積極的に活用してコロナ禍でも教育の機会を確保してきました。

感染状況によっては、オンライン授業ではなく半分が対面で授業を受けられるハイブリッド型授業も取り入れたいと今回、3年生で試験的に導入しました。

(生徒は…)
「きょうは新鮮で楽しく授業ができて慣れればこういう授業もありだと思った。」

(荘内中学校 谷本知佳教諭)
「私も慣れていないので子供たちの学習を止めないようにできることを積み重ねながら日々改善していくしかない。」

子供たちの教育の機会を守るため、コロナ禍で変わりつつある授業のスタイル。

荘内中学校では、2021年度中にハイブリッド型授業を全ての学年に広げたいとしています。

/////
オンラインと対面を同時に取り入れる「ハイブリッド型授業」【岡山・玉野市】



教育現場では、オンライン授業など感染拡大を防ぐための模索が続いています。
玉野市の中学校では、オンラインと対面を同時に取り入れる「ハイブリッド型授業」が試験的に導入されました。

荘内中学校で試験的に実施された「ハイブリッド型授業」です。
半数は対面で半数は、自宅からオンラインで授業に参加します。
生徒のパソコンは玉野市から1台ずつ支給されていて、数学の授業では自宅と教室の生徒でペアを組み、画面を共有して問題を解きましたが、課題も見えてきました。
感染が拡大した際の分散登校も視野に、今年度中には「ハイブリッド型授業」を全学年でも試行したいということです。

/////