今シーズン1番の冷え込み 岡山市で初霜 平年より15日早く


 29日朝の岡山県内は、北部を中心に今シーズン1番の冷え込みとなり、岡山市では平年より15日早く、初霜が観測されました。

岡山地方気象台によりますと、けさの岡山県内は、高気圧に覆われて晴れ、地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で、各地で12月上旬から1月中旬並の寒い朝となりました。
29日朝の最低気温は、新見市の千屋でマイナス3.6度、真庭市蒜山でマイナス3.2度、岡山空港で0.1度など、県内16の観測地点のうち、5つの観測地点で今シーズン1番の冷え込みとなりました。
この冷え込みで、気象台は岡山市北区で初霜を観測したと発表しました。
初霜の観測は、去年より16日早く、平年と比べても15日早いということです。
気象台によりますと、30日の朝は前線の通過に伴っていくぶん寒さが和らぐものの、週末にかけて冬型の気圧配置が強まり、再び冷え込む見通しだということです。