新型コロナ 岡山市で4人感染確認 のべ1万5542人に / ワクチン2回接種した学生など8割が3回目接種を希望 岡山大 /岡山県内でも3回目ワクチン接種始まる 医療従事者を対象

岡山感染推移オミ株1201
日本の感染例
デルタ株 とオミクロン株 比較


(オミクロン株 専門家「国内の市中感染 否定できない」)
( 全世代のワクチン接種率は、1回目が69.91%(46位)、2回目が68.69%(46位 ))

新型コロナ 岡山市で4人感染確認 のべ1万5542人に

 新型コロナウイルスは12月1日、県内で4人の感染確認が発表されました。
新たに感染が発表されたのは岡山市の4人です。
30代が2人と70代が2人で、いずれも同居している家族の濃厚接触者として検査を受けて感染がわかりました。
これで県内での感染確認は、のべ1万5542人となりました。
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岡山 3日連続の1ケタ 岡山県で4人が感染 ワクチン接種率2回目68.69%

12月1日の新型コロナウイルスの感染状況です。

岡山県では、新たに岡山市で4人の感染が分かりました。

新規感染者の1ケタは、3日連続です。

全世代のワクチン接種率は、1回目が69.91%、2回目が68.69%となっています。



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ワクチン2回接種した学生など8割が3回目接種を希望 岡山大



岡山大学が、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した学生などにアンケートした結果、8割が3回目の接種を希望すると回答しました。

岡山大学では、大学の集団接種で2回の接種を終えた学生や教職員などに、接種後の副反応などについてアンケートを行い、10月末までに3447人が回答しました。
それによりますと、2回目の接種のあと、発熱やけん怠感などの副反応が出たものの、99%の人が1週間以内にすべて消えたと回答しました。
また、副反応があったにもかかわらず87%の人がワクチン接種に「満足している」と答えました。
さらに、80%の人が「身近な人に接種を勧める」と答えたほか、83%の人が3回目の接種も「希望する」と回答しました。
調査に回答したのは、7割以上が20代以下で、岡山大学大学院疫学・衛生学分野の頼藤貴志教授は「副反応は1週間以内にほぼ消えている。特に、若い世代が、接種を検討するときに参考にしてほしい」としています。


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岡山県内でも3回目ワクチン接種始まる 医療従事者を対象
3回目 接種

新たな変異ウイルス、オミクロン株の広がりが懸念される中、県内でも12月1日から新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が、医療従事者を対象に始まりました。

このうち真庭市にある国民健康保険湯原温泉病院では、医師や看護士など6人が診察室で接種を受けました。
接種を受けた検査技師は「2回目までと同じように副反応が心配だけれど、第6波は必ず来ると言われているので、これで安心感は得られると思う」と話していました。
このほかの市町村でも12月1日以降、医療従事者を対象に3回目の接種が行われ、来年2月ごろからは高齢者も対象となる予定です。
また国は、来年3月からは企業や大学などで行う職域接種も始めることにしています。
ワクチン接種を担当した医師の岡孝一さんは「2回目の接種から8か月が経過して、抗体の値は下がってきている。なるべく早く多くの職員に接種をして第6波に備えたい」と話していました。


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オミクロン株 専門家「国内の市中感染 否定できない」



 新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」について、厚労省に助言する専門家組織は、今後、国内で市中感染の可能性が否定できないと指摘しました。

 きのう行われた専門家会合の後の会見で脇田座長は、今後、国内でも「オミクロン株」が見つかる可能性について触れ、市中でも感染が見つかる可能性が否定できないとして、早急に検査体制を強化していく必要性を指摘しました。

 国立感染症研究所では現在、「オミクロン株」をより短時間で検出できるPCR検査の開発に取り組んでいて、検査の体制が確立されるまでは「ゲノム解析などで出来るかぎりの数の分析を行うべき」だとしています。

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首相、ワクチン3回目接種「6カ月」に短縮検討


岸田文雄首相は2日午前、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の世界的な感染急拡大を踏まえ、3回目のワクチン接種について、2回目との間隔を「6カ月」に短縮する検討を始めたことを明らかにした。

 現在は2回接種から原則8カ月以上が経過した18歳以上が対象。首相官邸で記者団の質問に答えた。


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12歳未満の子どもへのワクチン接種 東京23区の対応は?

新型コロナウイルスワクチンの5歳から11歳への接種について厚生労働省はこの年齢への接種が承認されれば、早ければ来年2月ごろから接種を開始できる可能性があるとしています。

こうした

中、東京23区に接種への対応を聞いたところ、12歳以上とは用量が異なることから誤った接種を避けるため、10の区では12歳以上への接種とは会場を分けて行う予定だとしています。

新型コロナのワクチンをめぐっては、1日から医療従事者への3回目の接種が始まっていますが、5歳から11歳への接種について厚生労働省はこの年齢への接種が承認された場合、早ければ来年2月ごろに接種を始められる可能性があるとして、接種体制の確保などを進めるよう全国の自治体に通知しています。


これについてNHKが東京23区に接種への対応を聞いたところ、新宿区や杉並区など10の区が12歳以上とは接種会場を分ける予定と回答しました。

このうち
▽文京区は「小児専用の集団接種会場を設置する予定」としているほか、
▽板橋区は「小児科がある医療機関のうち、いくつかの医療機関を指定して接種を行う予定」としています。

そして接種会場を分ける理由について、多くの区が子どもの接種は12歳以上とは用量が異なることから用量を間違って接種することを避けるためとしています。

一方、3回目の接種では、2回目までとは異なるメーカーのワクチンを接種する「交互接種」も行われます。

この「交互接種」への対応を聞いたところ、
▽世田谷区や江戸川区など11の区ではファイザー製とモデルナ製の接種会場を分けるとしています。

その理由については「同一会場の場合、ミスのリスクがあり安全性を確保するため」などとしています。

また、交互接種について23区の中からは「希望するワクチンに偏りが生じるおそれがある。こうした状況に対応できるように政府は、十分なワクチンを供給してほしい」といった声も出ています。


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手の消毒液 ノンアルコールとアルコール 場面に応じ使い分けを


新型コロナウイルスの対策として使われる消毒液について、京都府立医科大学のグループは、ノンアルコールタイプの成分に人の手に付着したウイルスへの効果が数時間続くことが確認できたとする研究成果をまとめました。


この研究は京都府立医科大学の廣瀬亮平助教などのグループが行いました。

グループは、手の消毒液の持続効果を調べるため、主な成分として使われる8種類の薬品をそれぞれヒトの皮膚に塗ったうえで、新型コロナウイルスを付着させ効果を比べました。

その結果、ノンアルコールタイプの消毒液の多くで使われる「塩化ベンザルコニウム」と「グルコン酸クロルヘキシジン」という薬品の場合は、ウイルスは5分ほどで無毒化され消毒液を塗ってから4時間後も効果が続いたということです。

一方で、アルコールタイプの消毒液に使われるエタノールなどの場合は、塗った瞬間の効果は高いと考えられるものの、あとから付着させたウイルスは10時間以上無毒化されなかったということです。

グループでは、長時間にわたって消毒の効果を保つためにはノンアルコールタイプが、すでに付着したウイルスを無毒化させるにはアルコールタイプがそれぞれ有効だとして、場面に応じた使い分けを呼びかけています。

廣瀬助教は「ノンアルコールタイプは効果が長く続くので、消毒の間隔があいても感染リスクを減らせる。アルコールタイプの消毒液と併用することで効果を上乗せできるのではないか」と話しています。

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新型コロナ感染、国内で新たに121人確認 前週から46人増 /オミクロン株 専門家「国内の市中感染 否定できない」  /「オミクロン株」国内2例目の確認 ペルーに滞在歴ある20代男性
全国感染推移1201
オミクロン株 拡大1202
日本の感染例

新型コロナ感染、国内で新たに121人確認 前週から46人増



 新型コロナウイルスの国内感染者は1日午後8時現在、新たに121人が確認された。前週の同じ曜日(11月24日)に比べて46人増えた。死者は1人だった。
 東京都は21人を確認。1日までの1週間平均の感染者数は17・3人で、前週比で121・0%だった。大阪府は13人だった。

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オミクロン株 専門家「国内の市中感染 否定できない」


 新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」について、厚労省に助言する専門家組織は、今後、国内で市中感染の可能性が否定できないと指摘しました。

 きのう行われた専門家会合の後の会見で脇田座長は、今後、国内でも「オミクロン株」が見つかる可能性について触れ、市中でも感染が見つかる可能性が否定できないとして、早急に検査体制を強化していく必要性を指摘しました。

 国立感染症研究所では現在、「オミクロン株」をより短時間で検出できるPCR検査の開発に取り組んでいて、検査の体制が確立されるまでは「ゲノム解析などで出来るかぎりの数の分析を行うべき」だとしています。


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「オミクロン株」国内2例目の確認 ペルーに滞在歴ある20代男性




松野官房長官は午後の記者会見で、南米ペルーに滞在歴のある20代の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが確認されたと発表しました。
日本国内で「オミクロン株」の感染者が確認されたのは2例目です。

この中で松野官房長官は、「ペルーに滞在歴のある20代の男性が入国時の検査で陽性が確認され、現在医療機関で隔離を実施している」と述べ、ペルーに滞在歴があり、11月27日に成田空港に到着した20代の男性が、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染していたことが確認されたと発表しました。

そして、みずからをトップに立ち上げた関係省庁の幹部らでつくる「タスクフォース」で対応を協議するとしたうえで、「引き続き、強い危機感を持って状況把握に努めるとともに、各国の感染状況を踏まえて機動的かつスピード感を持って必要な判断を行っていく」と強調しました。

また、感染者と同行していた人や飛行機の機内で近くの席に乗っていた人は、すでに把握しているとした一方、男性の国籍については、「感染拡大防止に資する情報に限って公表することとしている」と述べ、明らかにしませんでした。
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オミクロン株 日本含め26の国と地域で確認(2日午前4時半)
オミクロン株拡大1201ss
オミクロン株 拡大1202



 NHKが12月2日午前4時半時点でまとめたところ、新しい変異ウイルス、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の26の国と地域で確認されています。

日本以外では、
▽アフリカが南アフリカ、ボツワナ、ナイジェリア
▽ヨーロッパがイギリス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、デンマーク、チェコ、オーストリア、スウェーデン、スペイン、ポルトガル、スイス、アイルランド、インド洋にあるフランスの海外県レユニオン
▽中東のイスラエル、サウジアラビア
▽アジアでは香港、韓国
▽オセアニアでは、オーストラリア
▽北米では、アメリカ、カナダ
▽南米ではブラジルでそれぞれ感染が確認されています。

アメリカでもオミクロン株を確認 
アメリカ政府の首席医療顧問をつとめるファウチ博士は1日、西部カリフォルニア州で新たな変異ウイルス、オミクロン株の感染者が確認されたと明らかにしました。
アメリカでの確認は初めてです。
韓国でもオミクロン株を確認 
韓国政府は、1日夜、新たな変異ウイルス、オミクロン株に5人が感染していることが確認されたと発表しました。
韓国でオミクロン株の感染が確認されたのはこれが初めてです。
ECDC「全員軽症か無症状」
新しい変異ウイルス、オミクロン株について、ECDC=ヨーロッパ疾病予防管理センターは30日、EU=ヨーロッパ連合の域内で感染が確認された11か国の合わせて44人について、重症や死亡の報告はなく、把握しているかぎりは全員が軽症か無症状だと明らかにしました。
大半は、アフリカへの渡航歴があったということです。

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