岡山 西日本豪雨4年 倉敷市長“住民どうしにぎわい創出する段階”
10代の心


 西日本豪雨からまもなく4年となるのを前に、倉敷市の伊東市長が報道各社の取材に応じ、被災地の復旧がある程度進んだことを踏まえて「これからは住民どうしのにぎわいを創出する段階に来た」と述べ、人々の集いの機会を増やしていきたいという考えを示しました。

4年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町では、被災したすべての公共施設が去年秋までに復旧し、住宅の再建も進んでいて、高梁川と小田川の合流地点の付け替えは6割以上、工事が完了しています。
これについて伊東市長は「本当に多くの皆さまの力を借りて、ハード面の復旧はかなり進んでいる。新型コロナの影響も大きかったが、住宅の再建も進んでいる。これからは住民どうしのにぎわいの創出の段階に来た。災害から4年を境として、夏の行事や人々のつどいを起爆剤として、にぎわいを取り戻していきたい」とと述べ、人々の集いの機会を増やし、本格的な復興につなげたいという考えを示しました。