岡山 コロナ自宅療養者支援食料に異物混入の恐れ 岡山県、注意呼び掛け



 岡山県は30日、新型コロナウイルス感染で自宅療養中の人に配送した支援食料の中に、化学繊維が混入した恐れのあるレトルト食品が含まれていたと発表した。

 原料の中国産シイタケに繊維が混ざっていた可能性が高いとして、江崎グリコが24日に自主回収を発表した「DONBURI亭」の中華丼とすき焼き丼。

 県によると、昨年8月以降に配送した1万5956セットの一部に入っていた。県、同社ともに今のところ健康被害の報告はないとしている。岡山、倉敷市の保健所が配布しているセットには含まれていない。

 県はホームページに異物混入の恐れがあることを掲載。食べないように注意を呼び掛けている。