岡山 国道180号線バイパスの一部区間完成 開通祝う式典

総社市内を走る国道180号線のバイパスの一部区間が完成し29日、開通を祝う式典が行われました。

開通したのは岡山市北区と総社市を結ぶ国道180号線「総社・一宮バイパス」の、15.9キロメートルのうち、総社市側の1.9キロメートルの区間です。
29日行われた式典には、伊原木知事や工事関係者などが参加しテープカットやくす玉割りが行われ開通を祝いました。
そして、警察や消防などの車両およそ30台が完成したばかりの道路の通り初めを行いました。
このバイパスの全体工事は、およそ50年前から順次行われていて、今回の区間の開通で、周辺道路も含めた渋滞の緩和のほか、交通事故の減少などの効果が期待できるということです。
岡山国道事務所計画課の根津佳樹 課長は「所要時間が短縮し、物流の効率化も期待される。広い歩道も整備したので、歩行者も安心して通行してもらいたい」と話していました。