岸田首相とゼレンスキー氏の対面会談 米ニューヨークで実施案が浮上/ 子育て「私も経験した」 岸田首相、育休中リスキリング発言を釈明
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岸田首相とゼレンスキー氏の対面会談 米ニューヨークで実施案が浮上


岸田文雄首相とウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアによる侵攻から1年となる2月24日に合わせ、米ニューヨークで会談する案が日本政府内で浮上していることがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。実現すれば、初の対面による会談となる。

 首相は今月6日のゼレンスキー氏との電話協議で、ウクライナ訪問を要請された。政府は2月下旬をメドに首都キーウ(キエフ)への訪問を検討しているが、現地の戦況や警備が課題になっている。

 一方、ウクライナ侵攻後、主要7カ国(G7)首脳で、ゼレンスキー氏と対面の会談をしていないのは日本だけ。5月のG7広島サミット(首脳会議)では、ウクライナ情勢が主要な議題になる。G7議長国として、「一度も直接会っていないのは説得力を欠く」(官邸幹部)との懸念もあるため、政府はサミットまでの対面による会談をめざしている。


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子育て「私も経験した」 岸田首相、育休中リスキリング発言を釈明



 岸田文雄首相は30日の衆院予算委員会で、育児休業中の人たちのリスキリング(学び直し)を「後押しする」とした自らの国会答弁が批判されていることについて、「あらゆる(ライフ)ステージにおいて、本人が希望したならば、リスキリングに取り組める環境整備を強化していくことが重要だという趣旨で申し上げた」と釈明した。

 首相は「私自身も3人の子どもの親だ」とし、「子育てが、経済的、時間的、さらには精神的に大変だということは目の当たりにしたし、経験もした。産後・育休時の大切さを承知しているからこそ、育休制度の拡充に取り組み、次元の異なる少子化対策に取り組んでいる」と強調した。


 首相は27日の参院代表質問の答弁で、「リスキリングへの支援を抜本的に強化していく中で、育児中など様々な状況にあっても、主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押ししていく」と発言した。

 これに対し、野党などから「子育てと格闘している時にできるわけがない」「赤ちゃんを育てるのは、普通の仕事よりはるかに大変。子育てをしてこなかった政治家が言いそうなことですね」などと、育児の実態を理解していないと批判する声が上がっていた。

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首相長男は「観光行動なし」と外務省


外務省は30日、岸田文雄首相の長男・翔太郎秘書官による首相の欧米歴訪同行中の日程や公用車利用について「観光動機による行動は一切なく、観光施設の中には入っていない」と明らかにした。立憲民主党に文書で回答した。


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