岡山 「福は内」 岡山・最上稲荷で3年ぶり節分豆まき タレント稲村亜美さん、お笑いコンビ「空気階段」ら威勢よく

「福は内」 岡山・最上稲荷で3年ぶり節分豆まき タレント稲村亜美さん、お笑いコンビ「空気階段」ら威勢よく
大勢の参拝客に向かって豆をまく稲村亜美さん

 節分の3日、岡山市北区高松稲荷の最上稲荷で、新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりとなる「節分豆まき式」が行われた。タレントの稲村亜美さんらゲストが豆をまき、「福」を求める大勢の参拝客でにぎわった。

 本殿前の桟敷(高さ約3メートル)に稲村さん、水川かたまりさん=同市出身=らお笑いコンビの「空気階段」、歌手の児島ももこさん=倉敷市出身=が登場。約600人の福男・福女とともに約10万袋(約2トン)の豆をまいた。

 最上稲荷では、悪い鬼も迎え入れて改心させる意味を込めて「鬼は外」は唱えず、「福は内」だけを繰り返す。見事なピッチングフォームの稲村さんらが習わしにのっとって威勢よく豆を投げた。参拝客は一つでも多くの福を授かろうと、背伸びなどをして手を伸ばしていた。

 友人4人と訪れた総社市の会社員女性(47)は「家族に受験生がいるので、コロナに負けず元気に過ごせるように願いました」と話した。