岡山 真庭市 園児が豆まきで鬼退治 勇気を出して“鬼は外”

真庭市で節分の日にあわせて「豆まき会」が開かれ、子どもたちが市の職員がふんした鬼に豆をまいて退治しました。

伝統文化に親しんでもらおうと、真庭市の「湯原ふれあいセンター」で開かれた豆まき会には、地元のこども園の4歳から6歳までの園児19人が参加しました。
はじめに鬼にまつわる歌にあわせて元気よく踊ったあと、図書館の職員に「まめまきバス」という絵本を読んでもらい、セリフに合わせて「鬼は外、福は内」と何度も繰り返しました。
そのあと、市の職員がふんした鬼が登場し、金棒を振り回しながら子どもたちを追いかけました。
最初は逃げ回っていた子どもたちも、勇気を出して「鬼は外」と大きな声をかけて弱らせ、みんなで力を合わせて豆を投げました。
そして鬼を追い払うと、うれしそうな表情を見せる子がいるいっぽうで、怖さのあまり涙が止まらない子もいました。
子どもたちは「鬼は怖かったけど、やっつけてうれしかった。これから強い子になります」とか「鬼退治ができたから、これからも友達と仲よく過ごせそうです」などと話していました。