岡山 特殊詐欺手口知っていても半数以上が被害 県警察本部
県内で去年、特殊詐欺の被害にあった人のうち、半数以上が詐欺の手口を知っていたにもかかわらず、だまされていたことが警察の調査でわかりました。
県警察本部によりますと、県内では去年、特殊詐欺の被害が114件発生し、被害額は3億2000万円余りに上りました。
警察は、被害の状況を把握するとともに再発防止に役立てようと、被害にあった114人に聞き取り調査を行い、111人が回答しました。
それによりますと「特殊詐欺を知っていた」と答えたのは、85%にあたる95人で、このうち57人が被害にあった手口について「知っていたがだまされた」と回答しました。
一方「犯人から接触があったときに誰かに相談したか」という質問に対しては、「相談した」と答えた人は10人にとどまり、70人が「相談する発想がなかった」と回答しました。
警察は、犯人が警察官や市役所の職員のほか、なじみがある百貨店の従業員などを名乗るため、被害者が不審に感じることなく信用してしまったのではないかと分析しています。
県警察本部生活安全企画課は「自分も被害にあうかもしれないと危機感を持ち、電話でお金の話をされたら詐欺を疑ってほしい」と話しています。




