レンゲとフジ、春の花でGW満喫 岡山



「昭和の日」の29日、見頃を迎えた季節の花を楽しむ催しが岡山県内各地で開かれた。爽やかな春の天気の下、家族連れらが繰り出し、ゴールデンウイークの一日を満喫した。
■総社・吉備路れんげまつり
 総社市上林の備中国分寺一帯では、吉備路れんげまつり(総社市、総社商工会議所などでつくる実行委主催)があり、親子連れらがレンゲの花摘みや地元グルメ、ステージイベントを楽しんだ。
 備中国分寺周辺のレンゲ畑(約20ヘクタール)は、例年より1週間ほど早く満開に。五重塔前の約10アールが開放され、訪れた人たちは輪飾りや花束を作り、記念撮影していた。岡山市北区、医師男性(40)は「ピンクのじゅうたんを広げたよう」、娘(5)は「きれいなお花で指輪を作って楽しかった」と喜んでいた。
 芝生広場では、バトントワリング、太鼓、舞踊のステージがあり、茶席や段ボールの大型迷路も人気。ご当地グルメ「総社ドッグ」、地元産米粉を使った「赤米だんご」などを販売する約60の飲食ブースも並んだ。
■玉野・渋川藤まつり
 県内最大級の藤棚がある玉野市渋川の渋川公園で、第30回渋川藤まつり(渋川観光協会、市観光協会主催)が開幕。多くの観光客らが、花の下の散策や郷土芸能のステージを堪能した。5月5日まで。
 全長約900メートルの藤棚は紫やピンク、白色の8種類約540本を植栽。市観光協会によると、現在八分咲きで、まつり期間中は観賞できそうという。来園者は、花房を垂れる藤棚の下で写真を撮ったり、花に顔を近付けて甘い香りを感じたりしていた。
 藤棚そばの広場では、地元の団体が踊りや和太鼓などを披露。同市のご当地グルメ「たまの温玉めし」などの販売もあった。
 家族4人で訪れた公務員男性(33)=岡山市北区=は「花房のアーケードをくぐっているよう。淡い色彩に癒やされる」と話していた。
 同4、5日はビンゴゲームやフジの実飛ばし大会などがある。
■和気・藤まつり
 和気町藤野の藤公園では、恒例の「藤まつり」(同町主催)の開幕行事が行われた。県内外から大勢の人が訪れ、咲き誇る約100種類のフジの花をゆったりと眺めた。
 総延長約500メートル(幅約7メートル)の藤棚には、全国各地と中国や韓国の約150本が植えられている。今年は例年より1週間ほど開花が早く、現在満開。棚から薄紫や白、ピンクの花が華やかに垂れ下がっている。
 開幕行事では、プロ奏者が率いる「今福優とその仲間たち」(島根県)や地元の「清麻呂太鼓」など8グループが息の合った太鼓演奏を披露。来園者は迫力ある響きに耳を傾けながら、甘い香りが漂う園内を心地よさそうに歩いていた。
 カメラを構えていた岡山市北区、女性(60)は「種類が多く、ワクワクする。花が風に揺れる感じがいいですね」と話していた。
 まつりは5月上旬まで。開園時間は午前8時-午後9時で、期間中は日没からライトアップする。入園料は高校生以上300円、小中学生150円。

/////

岡山<藤まつり>花と雅楽、幻想的 倉敷・阿智神社

倉敷市本町の阿智神社と周辺の鶴形山公園で1日、「藤まつり」が始まり、大勢の観光客らが見ごろを迎えた「阿知の藤」の淡いピンクの花を楽しんだ。

 アケボノフジという品種で、県の天然記念物に指定されている。藤棚の下で、同神社の雅楽部の2人が笛を演奏。毎年訪れるという安田圭隆さん(33)は「フジの花を見ながら聞く雅楽は幻想的で良いですね」と話した。

 フジは今月初旬が見ごろ。3日は音楽家の住宅正人さんが「ちくわ笛」を披露、5日はけん玉など親子昔遊びと5日までのまつり期間中、多彩なイベントがある。午前10時〜午後3時。問い合わせは同神社内の実行委(086・425・4898)。

/////