野口健さん、熊本のテント活用報告  岡山 総社

総社市などと連携し、熊本地震の被災地にテントを提供している登山家野口健さん(42)=同市環境観光大使=が29日、同市役所を訪れた。118世帯がテントを活用している現地の状況を報告。「長期化している避難生活の質を上げていくための方策も必要」と呼び掛けた。
 野口さんは「車中泊」などを強いられている被災者のために、全国の有志に協力を呼び掛けながら、テントを用意。国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市)や総社市などが展開している同市発着の「支援シャトル便」を使い、甚大な被害が出ている熊本県益城町(ましきまち)に送った。
 29日は50張りを追加発送するのに合わせ、総社入りした。益城町でテント村が設けられ、現在145張りに444人が入っていることを市職員に報告。「自治体と協力したことで被災地との調整がうまくいき、短期間で開設できた」と振り返り、「震災時にはテントや寝袋など登山装備が役に立つ。今回の取り組みを検証し、災害時の対応モデルをつくりたい」と話した。
 この日はシャトル便の第4便が出発し、市が募集した市民ボランティアが初めて同行。3人が1泊2日の日程で益城町に入り、30日に野口さんと一緒に、追加発送したテントを張る。
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参考
熊本(大分) 地震 ニュース
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