岡山 国際物理五輪で金メダルの快挙 朝日高3年大倉さん、岡山県内初
 
  高校生以下を対象に29日までポルトガルで開かれた第49回国際物理オリンピックで、岡山県立朝日高3年大倉拓真さん(17)が金メダルに輝いた。県内では初めて、今回出場した日本人5人の中でも唯一の金メダルという快挙を成し遂げた。

 大会では86カ国・地域の396人が物理の実力を競った。実験と理論の筆記試験が5時間ずつ行われ、成績上位から約1割に金メダル、約2割に銀メダルが授与された。

 大倉さんは金メダルを目指し、授業の合間を縫って大学生レベルの物理を独学してきた。朝日高の田中広矛校長は「受験勉強との両立やプレッシャーが苦しかったと思うが、本当によく頑張った。将来につなげてほしい」と祝福した。

 大倉さんは昨夏、全国の高校生以下1596人が参加した「物理チャレンジ」(日本物理学会などでつくる委員会主催)で銅賞を受賞。成績優秀者12人を集めた日本代表候補となり、選抜合宿を経て5人の代表メンバーに選ばれた。

 文部科学省によると、初芝富田林高(大阪府)3年喜田輪さん、大阪星光学院高(同)3年永濱壮真さん、同高2年末広多聞さん、灘高(兵庫県)3年吉見光祐さんの4人が銀メダルを獲得した。