岡山城と人々のくらしの企画展 岡山シティミュージアム

大改修を終えて11月3日に、リニューアルオープンする岡山城。
その城を江戸時代に描いた絵図などの企画展が、岡山市で開かれています。

会場の岡山市北区の岡山シティミュージアムには、岡山大学付属図書館と林原美術館が収蔵する江戸時代に描かれた城の絵図や、その城下で生きた武士や町人などの暮らしにまつわる資料、あわせて53点が展示されています。
このうち「御城内御絵図」は、元禄13年の岡山城内の建物が、縦2メートル30センチ、横1メートル90センチあまりの紙に描かれ、太平洋戦争で焼失した天守閣や、明治以降に取り壊された屋敷を確認することができます。
また城下で最大の祭りだった「岡山東照宮祭礼」を描いた絵巻には、みこしを担ぐ神職や町人が武士にふんして練り歩く「武者行列」から、岡山藩の人々がこぞって参加していたことがわかります。
このほか火事や水害に備え、それぞれの町や村から出す人員を事前に取り決めた資料からは、住民みずからまちを守っていたことがうかがえます。
岡山シティミュージアムの飯島章仁館長補佐は「資料はどれも保存状態がよく、絵図も鮮やかな色合いが残っている。岡山のまちに生きた人々に思いをはせてほしい」と話していました。
企画展は、11月20日まで開かれています。