岡山 2歳の孫車に置き去りで死亡 祖母に罰金50万円の略式命令
津山市で、駐車場に止めた車の中に2歳の孫をおよそ9時間半にわたって放置し、熱中症で死亡させたとして、重過失致死の罪に問われた53歳の女性に対して、裁判所は罰金50万円の略式命令を出しました。
略式命令を受けたのは、津山市の53歳の看護助手の女性です。
9月9日、津山市内にある勤務先の病院の駐車場に止めた車から降りる際、2歳の孫を保育所に預けたものと思い込んで車から降ろすのを失念して、エンジンを止めおよそ9時間半の間、窓を閉めきった車内に放置した重大な過失で、熱中症のなかでも症状の重い熱射病で死亡させた罪に問われました。
女性は10日に過失致死の疑いで逮捕され、警察の調べに対して「仕事のことなど考え事をしていて、孫を保育施設に送ることを忘れてしまった。仕事を終えて車に戻るまで気づかなかった」と供述し、9月から孫の送迎を始めたと説明したということです。
検察は女性の認否を明らかにしていませんが、残暑が厳しく日ざしを遮るものがないことから、車内が高温になることを容易に予想できたのに、確認を怠り注意義務の違反が著しいとして、より刑の重い重過失致死の罪で略式起訴しました。
津山簡易裁判所は29日、女性に罰金50万円の略式命令を出し、納付されたということです。
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岡山・津山の車内置き去り死 祖母を重過失致死罪で略式起訴 区検、量刑のより重い罪に切り替え
津山市で2歳男児が車内に置き去りにされ亡くなった事件で、津山区検は29日、過失致死容疑で逮捕、送検された祖母で看護助手の容疑者(53)=同市=を重過失致死罪で略式起訴した。高温の車内に男児を置き去りにする危険性が予見されながら注意義務を怠ったことを重視し、量刑のより重い罪に切り替えたとみられる。
起訴状などによると9日午前8時15分ごろ、勤務先の病院駐車場に止めた車から降りる際、後部座席のチャイルドシートにいた孫の男児を放置。約9時間半、窓を閉め切った車内に置き去りにして熱射病に陥らせ、死亡させたとしている。関係者によると「保育園に預けたつもりになっていた」と供述している。
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