イスラエルとガザ ICJがイスラエルに軍事作戦停止を命令 南ア提訴で暫定措置/ガザで人質3人の遺体を収容 イスラエル軍

ガザ地区


ICJがイスラエルに軍事作戦停止を命令 南ア提訴で暫定措置



国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、暫定措置としてガザ南部ラファでの軍事作戦の即時停止などを命じた。ICJはこれまで、ジェノサイド(集団殺害)行為を防ぐ「全ての手段」を講じるよう命じていたが、ガザでの被害が拡大し続けるなか、初めて軍事作戦の停止に踏み込んだ。

 今回の暫定措置命令は、昨年末にイスラエルを提訴した南アフリカが、今月10日に追加の暫定措置としてガザ最南部ラファへの攻撃を緊急停止するようICJに求めたことを受けたもの。イスラエルを支援する米国を含め、国際社会で侵攻への批判が高まるなか、今回の措置命令でイスラエルへの圧力がさらに強まる。

 命令には法的拘束力があるが、ICJに強制的な執行手段はない。一方、関係国にはそれに従う義務があり、履行しなければ国際法違反になる。ただ、ガザのイスラム組織ハマスの壊滅に固執するイスラエルがただちに攻撃を停止するかは不透明だ。

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ガザで人質3人の遺体を収容 イスラエル軍


イスラエル軍は24日、パレスチナ自治区ガザ地区北部のジャバリヤで、イスラム組織ハマスに連れ去られた人質3人の遺体を発見したと明らかにした。

【映像】10月7日のハマス戦闘員の映像、イスラエル軍が提供

イスラエル軍によれば3人とも昨年10月7日、イスラエルとガザの境界付近で殺害された。遺体はハマスがガザ地区へ運んでいたという。

遺体の身元はそれぞれハナン・ヤブロンカさん、マイケル・ニセンバウムさん、オリオン・ヘルナンデスさんと特定された。遺体の発見については、当局が既に遺族に伝えている。 

遺体はイスラエル国防軍(IDF)とイスラエル総保安庁(ISA)が、ジャバリヤでの夜間の軍事作戦中に収容した。

昨年10月7日にガザに拉致された人質は、まだ121人残っている。

イスラエルは以降ガザへの攻撃を継続。ガザ保健省によればここまで少なくとも3万5800人のパレスチナ人が殺害されている。
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