岡山駅前の「ピーコック噴水」撤去作業始まる
長年、親しまれてきた岡山駅前の「ピーコック噴水」の撤去作業が始まり、水を吹き出していたノズルがすべて外されました。
「ピーコック噴水」の撤去作業は29日から始まり、30日は放射状に伸びるおよそ500本のノズルが1本ずつ外されました。
羽を広げたクジャクのような姿からその名がつけられたこの噴水は、山陽新幹線が全線開通した昭和50年に設置され、待ち合わせ場所などとして親しまれてきました。
しかし路面電車の乗り入れに伴う再整備で駅前から撤去されることになり、ことし3月31日の噴水稼働の最終日には、多くの人が訪れて別れを惜しみました。
撤去作業は6月1日まで行われ、今後、岡山市東区の環太平洋大学にオブジェとして移設されます。
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JR岡山駅東口広場「ピーコック噴水」半世紀の歴史に幕 市民ら最後の記念撮影




路面電車乗り入れ事業に伴い、撤去されるJR岡山駅東口広場の「ピーコック噴水」が31日夜、稼働を終えた。およそ半世紀にわたり県都の玄関口を彩ってきたシンボルとあって、最終日は大勢の市民らが足を運び、羽を広げたクジャクを思わせる“水の芸術”を目に焼き付けた。
【動画】稼働最終日のピーコック噴水
夕暮れ前、噴水周辺にはスマートフォンやカメラのレンズを向ける人がひっきりなしに訪れた。終了時刻の午後8時、集まった50人以上が見守る中、噴水は止まり、静かに役目を終えた。
家族と記念撮影後に見届けた自営業の男性(47)=岡山市北区=は「小さい頃に父に写真を撮ってもらった思い出の場所。あるのが当たり前だったので寂しいですね」と話した。
噴水は山陽新幹線が全線開業した1975年に設置され、「ふれあいの泉」と命名された。高さ5・1メートル、直径4メートル。531本のノズルが放射状に伸びている。撤去後は管理する岡山市の公募に応じた環太平洋大(同市東区瀬戸町観音寺)にオブジェとして移設される予定。
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岡山 「ありがとう」「お疲れ様」…岡山駅前の噴水がお別れの日 市民に愛され約50年

最後に思い出を残そうと週末、子どもから大人まで多くの人が訪れました。
(訪れた人は―)
「(Q.噴水に思い出は?)あります、あります。やっぱり親父とここへ、映画見に来てたりよく来ていたので」
「あるのが普通だったから、クジャクみたいって言いますけど、僕は子どものころからウニみたいって思っていました」
「待ち合わせは基本噴水で、学生の時って(岡山駅の)西口・東口わからない時期とかって、(待ち合わせ)どっち?って言ったら『噴水のある方で』とか目印になっていたので、無くなるのはだいぶ悲しいですね」
(神戸からの観光客は―)
「いま来て感動して、動画撮っていたところだったんですけど、ちょっとショックです……いきなり……(笑)」
JR岡山駅東口広場の「ピーコック噴水」は、山陽新幹線が全線開業した1975年に完成しました。岡山市によると、高さ約5mで羽を広げたクジャクをイメージして作られました。
約半世紀に渡り、市民の憩いの場として、駅前のシンボルとして広く愛されてきた噴水。路面電車の岡山駅前への乗り入れ事業に伴い、撤去されることになりました。
(記者リポート)
「JR岡山駅東口のシンボルとして約半世紀に渡って設置された噴水、稼働停止まで残り15分となりました」
(訪れた人は―)
「活躍してくれてありがとう」
「稼働お疲れさまでした」
「小さいころの思い出があるので、それで子どもたちと一緒にと思って。ありがとう」
噴水は今後、岡山市の環太平洋大学に移設されますが、水は出ない「オブジェ」になるということです。
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