トランプ関税で大荒れの株価に翻弄される街の声は 岡山でも問い合わせ相次ぐ【岡山】

今や世界が変わってしまった」0
トランプ 相互関税 001


トランプ関税ショックにより値下がりが続いていた日経平均株価。きのう(7日)は、過去3番目に大きい下げ幅を記録しましたが、きょう(8日)は急反発しています。荒れる値動きに街の人からは様々な声が聞かれます。

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(トランプ大統領)
「我々はアメリカで製造されていない、すべての自動車に25%の関税を課す」

アメリカのトランプ政権が今月3日に発動した輸入車に対する25%の追加関税。あす(9日)からは、これとは別に日本に対しては相互関税24%を課すとしています。こうした状況から東京株式市場では幅広い銘柄で売り注文が相次ぎ、きのう(7日)の日経平均株価は、過去3番目の下げ幅を記録。しかし、きょう(8日)は値下がりした銘柄を買い戻す動きがあり、きのうから1876円高い終値まで回復しました。荒れる値動きに、街の人たちは・・・

(40代会社員)
「月10万円とか、あれっと思うくらい減っているんで、別の投資の仕方とか考えないとだめなのかなと」

(30代会社員)
「トランプさんの4年間の間は下がり続けるかなと思って、今が買い時だと思って。ただ積み立てるNISAは、個別株は欲しかった株が下がってきているので買い増しかな」

動揺は世界にも・・・

(韓国の投資家)
「100%が85%になりました。気持ち悪い」

岡山市北区の中銀証券では、カスタマーセンターなどに問い合わせが相次いでいるといいます。

(中銀証券 加藤裕通社長)
「マーケットは分からないことが全面に出てくるとそれに過剰に反応してしまうと。こういうときに慌てて売らないとかろうばいしないということをアドバイスしています」

また、去年から始まった新NISAに関しては・・・

(中銀証券 加藤裕通社長)
「積み立ては安いときにはたくさん量が買えると同じ金額でも。株式が多く買えるということなので、慌てて辞めてしまわないということで(続けて)やるべきかなと思います」

中銀証券では、投資は長期でみて行動してほしいとしていて、今後も投資家たちのアフターフォローをしていくとしています。今後の展開がどうなるのか。多くの人が翻弄されるトランプ関税です。
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